ナンゴクミネカエデ(南国峰かえで)
雌雄同株
樹高:〜18m(落葉高木)
関西圏の標高1600m付近で見ることが出来ました。
関西でも見ることの出来る「ナンゴクミネカエデ」。 コミネカエデと葉の形が酷似しています。
葉の形で判断することは難しく、春の開花時期に出かけ花を撮影してきました。
鑑定に当たり、カエデ愛好家には有名な林田様の「カエデともみじ」のミネカエデ系の分類と識別法のページを参考にさせて頂きました。
予習では、
@葉の形では、コミネカエデとの区別が難しい。
A葉柄が赤色。
B葉柄に毛が生える。
C主脈、葉の付け根に毛が生える。
しかし、関西某所のナンゴクミネカエデを観察してみると
@葉の形は、コミネカエデに酷似している。
A葉柄は、赤いものや緑のものが混合している。
B葉柄には、毛があまり生えていない。
C主脈、葉の付け根に毛が生える。
地域により毛の生え方など、差が生じているのかもしれません。 ガラパゴス諸島のダーウィンフィンチのようなものなのか?
花での鑑定方法が確立されていて良かった。 葉の形状による鑑定には慎重さが求められる。
自生地は関西でも雨量が多い地域です。 霧も発生する空中湿度の高い場所でもあります。
近くには、コミネカエデも自生しているようでしたが、完全な住み分けが出来ているように感じました。
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自生地:
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