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雌雄同株 
樹高:〜18m(落葉高木) 
 
 
関西圏の標高1000m付近で見ることが出来ました。 滋賀県でも栽培できそうです。 
テツカエデは沢に自生していました。 夏場でしたが沢の水は夏場でも大変冷たく地下水も染み出ている場所でした。 周囲もひんやりしていました。 
また、豪雪地帯でもあり、いくつかのテツカエデを見ていると、伏条更新しているのかと思う個体に出会うことがあります。 
伏条更新とは多雪地域において、雪の重みで下枝が地面に押し付けられ、発根し新たな個体となること。 取り木の圧条法に似ているかもしれません。 私の見た地域のテツカエデに限ったことかもしれませんが。 
テツカエデの自生地と思われる地域では、アカハライモリを多数見つけました。 アカハライモリもまた、綺麗な清流を好みます。 
 
ウリハダカエデを大きくしたような葉を持つ。 庭木にするには、葉が大きい。 
ウリハダカエデとは、葉柄の溝のあるなしで判断できます。 テツカエデの葉柄には溝はありません。 
手触りはウリハダカエデとは異なり、アサノハカエデなどに近いだろうか。 やわらかくなめした裏革のようで私はこの手触りが好きです。 
 
全国で問題となっている花木を食べてしまう鹿の被害(鹿から見たら生きるためですけど)。 このテツカエデは鹿の被害が少ないそうです。 
鹿の嫌う原因がテツカエデの成分に含まれるなら、それらを培養して全国の鹿被害の樹木に塗りつけることで守れないものか。(鹿には申し訳ないが) 
 
個人的には、テツカエデは葉はしっとり濡れている方が似合うように思います。 
 
                  
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自生地:
   
 
  
 
   澄んだ水の中にはアカハライモリ
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